学びとお菓子のカーテンコール

ハムスターの如く、ぐるぐる永久機関するお話

価格据え置きには理由がある

毎朝、小分けタイプのヨーグルトを食べています。
スーパーで4個入りを100円台、110円台で見かける度にまとめ買い、というスタンスをとっているのですが……近頃、冷蔵庫がダノ○一色になっていることが多いです。

前は他のメーカーのもちらほら買ってたんだけどなー、と思いながらも、この値上げの中、100円台で買えるのはありがたいなぁ、と感じていたのですが……今日開けたら、中身が少なくなっている気がしました。
てわなけで、ちょいとぐぐってみたのです。

 

一年前のプレスリリース。

 

今の公式ホームページ。75g→70gに減っていた模様。

いつのまにか、いわゆるサイレント値上げがされていたようです。
乳製品値上げのニュースが流れていたのに、価格抑え続けられているなー、なんだろなー……と思っていたのですが、やっと納得できました。

少し前に、某スーパー社長の「消費者に損をしたと感じさせないように気を配っている」と語っている記事を読みましたが、実際に損するかどうかではなく、損をしたと「感じさせない」ことに重きを置いていました。その観点で考えれば、価格を上げるよりも、こちらがの方が有利に働く、という判断なのでしょう。
消費者が気づいたときに、ブランドそのものから離れてしまうリスクも抱えているので、このあたりは一長一短ですが。

私に関していえば、ヨーグルトは健康のためといえ、半ばプラシーボ効果を期待して食べているようなものなので……今回の内容量変更は一向に構いません。価格変わらないのであれば、むしろ助かります。
もっと減らしてもOKなくらいで、50gで8個入り、200円のパッケージとか出たら喜んで買いたいので、どこか出してくれないかなー、ともこっそりと思います。

 

話は変わるのですが……日経ネットワークという雑誌を長らく購読しています。
これ、10年で値段は1.5倍になったにもかかわらず、ページ数は半分以下、しかも行間がスカスカになっています。
ステルス値上げに寛容になれてるのは、これを経験してるせいかなー、と思わないでもないです。