R3測量士補試験、無事合格していましたので、学習記録・参考書なんかを。
【自己採点】23/28
【教材】
書店でざっと立ち読みして自分に合いそうなのをチョイス。
市販本にハズレはなさそうだけど、書評見た限り相性の要素が大きそうだったので、ここでミスるとダメージでかいと思った。
説明そこそこ丁寧なうえ、試験範囲ほぼ網羅できてると思う。あと新傾向も触れてる。
計算で長い計算式を「ここは覚えなくていい」と明記してくれるのはうれしい一方、
「ここも覚えなくてよくね?」が結構ある。
問題は、普通~やや難くらいのものが集められているので、完全に理解できなくても、いったん流して進めるのがベター……と問題集1周してから気づく。
出版社変えたので、索引の大分類が違ってて戸惑った。ただ、計算の解説がテキストよりもわかりやすいものも多かった。
最新の過去問は請求が必要。1週間ほどかかったので、直前に請求すると間に合わない。
【勉強スタンス】
理論先行。並行しながら計算を周回遅れで進めていく感じ。
過去問は同じ解法が続く場合は電卓使ったり、数式だけ作って答え見て流した。
【勉強ペース】
勉強開始は試験1か月前。学習時間は40~50時間の間だと思う。
テキスト:
基礎編(計算を除く)を2・3日で終わらせて、あとは2章/1週間のペース。
計算以外はハイペースで進めて、計算は後追いで少しづつ。
記録見たら、
「基礎編(計算以外)→法規→基準点測量(計算以外)→地図編集→地形測量→写真測量(計算以外)」
と並行して、
「基礎編(計算)→基準点測量(計算)→水準測量→写真測量(計算)→応用測量」
という流れで進めてた。
問題集:
テキストで各章の理論or計算が終わったら、その都度取り組んでた。
試験前日に2周目。簡単な間違いノート作りながら怪しい問題に付箋をはって、当日午前に付箋ページだけ3周目。
直近の過去問は試験3日前に模試がわりに。ギリギリ合格ラインだった(18点)。
応用測量を切るかは最後まで悩んだけれど、合格者のブログ類見ると捨ててる人がおらず、最終的には泣く泣く3日前から取り組んだ。問題2周したあたりで、光明が見えてきた感じ。結局、本番は運もあって全部拾えた。
なので、もし応用測量捨てるかどうか悩んでる人が、このブログを見てたら「応用測量は捨てるな!」と言っておきます。
(私も「応用測量 捨てる」で10回くらいググる程度には悩みました)
【余談】難易度について(かなり私見)
問題が過去問と表現変えてて、解いてて「これっぽいけど自信ないなあ」てのが当日多かった。「18問拾う」のは去年より難しいと感じたので、合格率34.8%を聞いて正直かなり違和感。
これ、合格率の分母が「実受験者数(≠申込者数)」だから、今回、記念受験やそれに近い層が棄権して、どうしても合格証が欲しかった人が受けにきた結果かなと。
普段だったら30%切ってる問題だと思う。
もしかすると次回、「令和3年度の合格率34.8%」の数字だけ踏まえた難易度で作問されちゃって、更に難化するんじゃないかな……。